マンション リフォーム リノベーション

中古住宅・リフォーム トータルプラン(その2)

中古住宅流通・リフォーム市場の整備に向けた取り組み

前回は、『中古住宅・リフォームトータルプラン』についての概要と異議、そして「中古住宅流通市場」、「リフォーム市場」、「それぞれの担い手」に関する課題をご案内させていただきました。
今回はこの課題を踏まえて、『中古住宅流通・リフォーム市場』の整備に向けた取り組みをご案内します。主に、以下の5つの施策が柱となっています。
・中古住宅流通市場の環境整備
・リフォーム市場の環境整備
・既存住宅ストックの質の向上促進
・中古住宅流通・リフォームの担い手の強化
・住環境・街並みの整備

中古住宅流通市場の環境整備

(1)中古住宅に関する情報提供の充実
中古住宅は物件ごとに品質や性能に差があります。建てられた年代や、立地・規模などの情報や、価格に関する情報を消費者が適切に取得できるように改善することが求められます。

column_image001

①Webを活用した「物件・価格情報」の提供
・消費者が中古住宅に関する物件情報に簡単にアクセスでき、さらに物件比較も簡単にできるように、インターネットを活用した情報の提供体制の整備を進めます。また、消費者が価格の妥当性について判断できるように、類似の取引事例の価格情報に簡単にアクセスできるよう、インターネットを活用した情報の提供体制の整備を進めます。
特に、指定流通機構(レインズ)が保有する成約情報を活用した不動産取引情報提供サイトについて、マンションの詳細情報に加えて、一戸建て住宅の詳細情報について追加拡充を図ります。さらに、土地・建物の価格の指標となる不動産価格指数を国際指針に基づいて全国・地域ごとに整備し、2012年度中に試験的に公表を開始します。

②相談窓口の整備
・中古住宅を購入しようとする消費者が助言を受けられるように、相談窓口の整備を進め、中立的で専門的な相談・助言が行える体制や、相談・助言の水準の確保方策について検討を行います。

column_image003

中古住宅の購入は、宅建業者を通じて行われることから、消費者が必要とするサービスをワンストップで提供できるように、「インスペクション」「リフォーム」「瑕疵保険」などに関する知識の習得とこれらのサービスを提供する事業者との連携を促進し、中古住宅流通時における宅建事業者のコンサルティング機能の向上を図ります。

column_image005

(2)中古住宅の品質の確保
消費者の中古住宅に対する不安は、その品質が分からない事にあります。中古住宅の選択に際して、消費者が住宅の品質に関する客観的な情報を得て、良質な住宅の選択ができるような環境の整備を図ります。

①インスペクションの普及
・消費者が中古住宅の取引時点で、物件の状態や品質を理解できるようにするため、『第三者』が客観的に住宅の検査・調査を行う「インスペクション」の普及促進を図ります。

column_image007

また、消費者が安心してインスペクションを依頼できるように、検査・調査の項目や方法などのあり方について検討を行い、インスペクションに関するガイドラインをまとめることにより、適切なサービスの提供を促進します。

②住宅の性能評価
・表示の充実・普及促進 消費者が中古住宅の性能に関する情報を理解できるようにするため、『中古住宅の性能』を客観的に評価・表示する「住宅性能評価表示制度」について、既存住宅に係る性能評価基準の見直しによる充実を図り普及促進させます。また、住宅性能表示制度に「住宅の1次エネルギー消費量がどの程度となるか?を明らかにする仕組み『エネルギー消費量の見える化』を導入し、その評価方法について検討を行い、新築住宅については2012年度に具体化します。

column_image009column_image011

③住宅履歴情報の蓄積
・活用の促進 消費者が中古住宅のリフォーム設計、リフォーム施工、維持管理などに関する『履歴情報』を把握できるようにするため、施工時に作成される設計図書や施工写真などの情報を蓄積し活用できる環境を整備し、住宅所有者への周知・啓発により普及を促進します。

column_image013

(3)中古住宅の売買におけるトラブルの解決
中古住宅の売買におけるトラブルに対する消費者の不安を解消するため、瑕疵保険の充実を図るとともに、トラブルの速やかな解決を行うための紛争処理体制の整備を図ります。

①売買瑕疵保険の充実
・普及促進・消費者が安心して中古住宅の購入ができるように、既存住宅売買瑕疵保険について消費者への効果的な周知を図ります。

column_image015

②紛争処理体制の整備
・中古住宅の売買によるトラブルについて適正な解決が図られるように、紛争処理を行う関係機関と連携し、情報提供や研修などの支援を行い紛争処理体制の整備・充実を図ります。


(4)住宅の品質に応じた価格形成の促進
現在、住宅の市場価値は経過年数により減少し続け、築後20年でマンションでは半値、一戸建て住宅ではほぼゼロに査定されています。

column_image017

今後は、中古住宅価格について、適切な管理やリフォームによる住宅の品質の維持・向上が住宅の資産価値として適正に評価され、市場において住宅の品質に応じた価格形成が促進されるように環境整備を進め、住宅履歴情報・住宅性能評価・インスペクション結果やリフォームの実施による質の向上を建物評価に反映させることのできる『価格査定マニュアル』の活用、普及促進を図ります。

次回は、2つ目の柱である『リフォーム市場の環境整備』に関する取組を具体的にご説明したいと思います。

お気軽にお問い合わせください。 TEL 048-782-8231 受付時間 9:00~18:00 (水曜定休)

  • Facebook
  • Hatena
  • twitter
  • Google+
PAGETOP
株式会社ワイビルド リノ・マンション
埼玉県さいたま市大宮区上小町30-37   TEL.048-782-8231 FAX.048-782-8232
リノ・マンション事業部 | サイトマップ | 個人情報保護方針