マンション リフォーム リノベーション

リフォーム業界の歴史的変遷・その3

21世紀に向けて

今 私たちが身を置くリフォーム業界の中で一瞬立ち止まり、この業界の歴史的変遷と住宅ストックの推移を振り返ることで、これから業界の進むべき方向について皆さんと一緒に考えたいと思いついて始めた「リフォーム業界の変遷」も今回が最終回です。

リフォーム業界分化の時代

2001年(平成13年)
・国交省が「アクションプログラム」を発表
―既存住宅流通市場の活性化提案
―リフォーム市場の活性化提案
・「一般社団法人良質リフォームの会」設立
・インターネットを活用したリフォーム仲介業、ホームクリップ、ホームプロ等リフォームマッチングサイトがスタート
・リフォネットの本格運用開始
・ペットブームを背景にリフォームにもペット対応リフォームがブームに
・東京都条例で、300㎡以上の建物の屋上緑化を義務付け
◇屋上緑化が本格化

2002年(平成14年)
・既存住宅の性能表示制度開始
・建設リサイクル法施行
・ペイントハウス、首都圏1号店平塚にオープン
・高齢者居住法施行で、バリアフリー化住宅推進

2003年(平成15年)
・「パッとさいでりあ」の新興産業が倒産
-訪販からリフォーム業に転進した企業の破綻
・改正建築基準法でシックハウス対策を義務化
・良質リフォームの会とOZONEのリフォームJV「デザインリフォーム」スタート
・ピッキング防止法施行
-凶悪な侵入盗難事件の頻発で防犯リフォームに注目
・「劇的ビフォア・アフター」などTV番組でリフォームがブームに

2004年(平成16年)
・建物錠の防犯性能表示制度がスタート
・全建連が高齢者住宅バリアフリーリフォーム制度を創設
―カウンセラー講習会を開催
◇新潟県中越沖地震(M6.8・震度7)発生

2005年(平成17年)
・耐震性のある中古住宅は築年数に関わらず住宅ローン減税対象となる
・4都県が特定商取引法でリフォーム業界初の合同処分
-リフォームの訪販業者新日本住宅管理サービス
・埼玉県で認知症の老姉妹を狙ったサムニングループの悪質リフォームが発覚
-全国で続々と同様の事件が明るみに出る
◇個人情報保護法施行
◇アスベストの健康被害問題が浮上

2006年(平成18年)
・住生活基本法が施行「量から質へ
・国民の豊かな住生活実現」
―安全・安心で良質な住宅ストック、居住環境の形成
―住宅取引の適正化、流通の円滑化のための市場環境整備
―住宅困窮者に対する住宅セーフティネットの構築

2007年(平成19年)
・200年住宅構想発表
―自民党 住宅土地調査会が「200年住宅ビジョン」を発表。 より長く大事に、より豊かに、より優しく世代を超えて循環利用される、質の高い「社会的資産」としての住宅を目指すべく12の政策提言が盛り込まれた。同時に12の政策提言の実現にむけたロードマップを発表。
・東京都がリフォームトラブル行動基準「リフォーム10」を発表
-多発するリフォームトラブル対策として「住宅リフォーム事業者行動基準」策定
1.問い合わせに対する情報開示
2.詳細見積りの提出
3.書面による工事請負契約
4.元請の責任施工管理
5.工程表の提出
6.打合せ記録の作成、工程写真撮影の実施
7.完了確認書の提出
8.アフターサービスの実施
9.関係書類の整備
10.トラブル発生時の責任ある対応

2008年(平成20年)
・国土交通省が「長期優良住宅先導事業」を公募
第一回の公募に603件が応募し、40件が採択された。とはいえ採択事業のほとんどは新築部門で全体の70%以上の29件
・高齢者を狙った悪質リフォーム会社に京都地裁が実刑判決
-リフォーム業界初の逮捕者

2009年(平成21年)
・21年度第一回長期優良住宅先導事業公募
「維持管理・流通システム」で一般社団法人良質リフォームの会が応募した事業が採択を受ける
・21年度第二回長期優良住宅先導事業公募
中古マンションを超!新築に再生する「リノ・マンション」システムが採択される
ー付帯条件
・構造躯体の耐久性/劣化対策
・内装・設備の維持管理の容易性/重要インフラの更新
・変化に対応できる良質な居住空間/床天井下地組先行工法
・変化に対応できる良質な居住空間/レイアウト自由設計の実現
・省エネルギー対策/外周壁躯体断熱
・バリアフリー性/乾式二重床下地組
・安心感・安全性・信頼性の確保/第三者機関による検査
・維持保全計画等記録の作成及び保存/住宅履歴情報登
・生活者への普及啓発活動/「リノ・マンション」現場見学会

2010年(平成22年)
・22年度第二回長期優良住宅先導事業公募
中古マンションを超!新築に再生する「リノ・マンションVer.Ⅱ」が採択される。
ー付帯条件
・水回り範囲に限定した「部分スケルトンリフォーム」を追加
・リフォーム瑕疵保険の導入
・住宅履歴情報蓄積登録機関による管理サービスの実施
・中古物件購入費とリフォーム費用をセットにした住宅ローンの提供
・22年度第一回住宅・建築物省CO2先導事業公募
住宅断熱改修によるCO2削減量の見える化と証書化を目指す社会実験が採択
ー付帯条件
・リフォーム断熱施工マニュアル共通仕様書による施工の実施
・マンションと一戸建て住宅の断熱改修工事による成果検証
・施工後のCO2排出削減量の実測計算を実施
・CO2削減量の証書化と疑似取引による社会実験の実施

2011年(平成23年)
・東北地方太平洋沖地震(M9・震度7)発生
・23年度第一回長期優良住宅先導事業公募
安心と快適の家再生「HQ良質の家」プロジェクトが採択 ー付帯条件 ・木造一戸建て住宅の再生リフォーム ・耐震診断と耐震補強工事の実施 ・重要インフラの更新 ・断熱施工の実施 ・施工前・後の温熱測定を実施 ・省エネルギー性能の高い設備機器に交換

・中古マンションを超!新築に再生するリノ・マンションシステムがリフォーム工事の「システム」として業界初のグッドデザイン賞を受賞

2012年(平成24年) ・国土交通省が「中古住宅・リフォームトータルプラン」を発表。 -概要 1.消費者が安心してリフォームができる市場環境の整備 2.リフォーム瑕疵保険を導入し消費者の相談体制の整備 3.消費者ニーズに対応した魅力あるリフォーム市場の整備 4.異業種のリフォーム市場への参入促進・申込み窓口の拡大 5.リフォームに係る助成制度の実施 6.消費者が安心して中古住宅を取得できる市場環境の整備 7.既存住宅売買瑕疵保険 8.住宅履歴情報の蓄積 9.消費者が安心して中古住宅を取得できる窓口の整備 10.住宅の評価に応じた不動産価格査定の仕組みの構築 11.管理組合等の発注者の保護、円滑かつ計画的な修繕実施促進 12.マンションの長寿命化 (マンションの大規模修繕瑕疵保険) 13.バリアフリー、省エネ、耐震改修等への融資推進事業の実施 14.中小建設業等の人材育成、技術力支援、PR力の強化、異業種との連携促進

と、いうことで 駆け足で振り返ったリフォーム業界の30年でした。僅か30年の歴史ですが、少子高齢化を迎える日本の住宅リフォーム業界のこれからの10年・30年を予感させる出来事ばかりです。

皆さんの「気づき」はございましたでしょうか?

お気軽にお問い合わせください。 TEL 048-782-8231 受付時間 9:00~18:00 (水曜定休)

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